2020年01月
地域での訓練参加で更なる防災意識向上
竜洋オートパーツ協同組合/三恵株式会社
自動車プラスチック部品製造業の三恵株式会社では、フィリピンセブ島出身の技能実習生を44名受け入れています。
昨年2018年より参加を始めた磐田市掛塚まつりを通じ地域のみなさんと交流が深まり、第2弾として今年12月1日『静岡県地域防災の日』に地域の防災訓練へ参加することになりました。
企業内での防災訓練は毎年実施していますが、技能実習生の居住エリアでの訓練は初めての経験です。
企業では独自に『避難マップ』を作成し、事前に技能実習生へ配布しました。自治体が発行するマップは広範囲のため、技能実習生の居住エリアにある最寄の津波タワーや人が集まる公会堂、最終避難場所を、技能実習生の母国語やひらがなで記載しました。
防災訓練当日は、2年生の先輩技能実習生と共に、津波タワーや避難場所へ徒歩で行き、目で見て確認をしました。
その後、公会堂では地域のみなさんと炊き出しのお手伝いと三角巾の使用方法を学びました。
帰宅後、同部屋の後輩技能実習生へ避難場所の周知をしている姿も見ることができました。
今回の背景として、自然災害による被害が年々深刻化しています。
実習をしている地域も台風の影響で停電になることも多く、最小限の被害でありながらも自然の脅威を身近に感じるようになりました。
技能実習生の更なる防災意識向上と被災時に地域のみなさんと助け合いが出来る関係性を構築し維持していくこと、そして先輩から後輩へ指導していけるよう防災教育の仕組みづくりにもチャレンジしていきます。
自治会、青年団の皆さんの温かいご対応・ご協力に心から御礼を申し上げます。
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- 避難場所を確認する
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- 地域防災訓練の風景
[技能実習生からのコメント]
いつも、自転車で走る通勤、買い物途中に津波タワーがあったんですね!
避難場所が実際にどこか分かれば、不安な思いをする必要はないです。
非常食は、フィリピンの場合クラッカーや缶詰だけです。温かいごはんは初めて!どうやって作るか興味が湧きました!
お祭りを通じ、知っている人がいたので躊躇することなく防災訓練に参加できました。
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