2019年01月
ウズベキスタン 二国間取決めの締結及びJITCOとの協議実施について
2019年1月15日に日本政府とウズベキスタン共和国 雇用・労働関係省が技能実習に関する協力覚書(二国間取決め)の署名を行ったことを受け、同省クドビエフ大臣及びファジロフ駐日特命全権大使一行が17日にJITCOを来訪され、協議を行いました。
クドビエフ大臣からは、海外労働者派遣事業の民間事業者への開放について説明があり、その他ウズベキスタン国内における日本語教育体制の充実、来日希望者に対する政府からの無利子の融資、海外労働者への年金制度における優遇措置など、技能実習生の送出しに向けて政府として積極的に取り組む意向である旨が伝えられました。JITCOからは技能実習生の入国前教育の重要性や円滑な送出しに向けた当面の課題等について言及したほか、双方共に今後の送出しの拡大に向けた協力体制の強化について認識を共有しました。
なおこの前日には在京ウズベキスタン大使館にて、一般参加者を集めてウズベキスタンの人材について紹介するブリーフィングが行われ、熱心に質疑が交わされるなど盛況なものとなりました。
※政府間の技能実習に関する協力覚書の署名に関する記事はこちら。また、協力覚書の内容についてはこちら(厚生労働省ホームページ)。
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- クドビエフ大臣
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- 中央左:クドビエフ大臣、中央右:ファジロフ大使