2011年06月
フィリピン政府窓口との協議の開催について
2011年6月2日、労働雇用省海外雇用庁(POEA)と協議を実施しました。本協議には、労働雇用省(DOLE)および海外労働福祉庁(OWWA)の担当官も出席しました。
昨年の7月1日以降、フィリピンの政府窓口がPOEAに移管されてから、2回目となった今回の協議では、技能実習制度についての意見交換を行い、協議の結果、討議議事録(R/D)の調印に至りました。
調印は、JITCO都筑常務とPOEAカオ長官、そしてOWWAのディムゾン長官との間で交わされました。
技能実習生の在日中のケアに関しては、(1)POEAの管理下で派遣された技能実習生については、在京フィリピン大使館労働事務所(POLO東京)がPOEA、OWWAと協力して実施する、(2)TESDAの管轄下で派遣された技能実習生については、①POLO東京がOWWAのメンバーになるべく働きかけを行う、②OWWAのメンバーにならない技能実習生については、在京フィリピン大使館が、自国民保護業務の一つとして必要なケアに当たることになりました。また、同日別途行われたTESDAとの協議では、同庁のパスクア副長官より、TESDAの管轄下で派遣された技能実習生については、今後POEAおよびOWWAと話し合いの場を持ち、情報を共有しつつ、適切な管理に努めていきたいとの発言がありました。
-
- R/Dの調印(前列中央がカオ長官)
-
- TESDAとの協議(右がパスクア副長官)