2016年05月
モンゴル国労働大臣の来訪及び送出し機関に対する説明会実施について
2016年5月16日、モンゴル国のG.バヤルサイハン労働大臣が、政府窓口であるモンゴル労働省の関係者及びフレルバータル駐日モンゴル大使等とともにJITCOに来訪されました。
バヤルサイハン労働大臣は、モンゴル政府として豊富な天然資源に付加価値をつけた産業を構築していきたいとの方針があること、またその実現にはよりよい人材育成が極めて重要な課題であり、日本の技能実習制度の活用に強い期待を持っていることに触れ、今般の訪日を通じてモンゴルからの技能実習生派遣拡大を図りたいとの意欲を示されました。
JITCOからは、労働大臣一行の来訪について歓迎の意を表するとともに、技能実習制度が送出し側・受入れ側双方の意志に基づく民間ベースのスキームであることに基づき、送出し機関と受入れ機関が相互により活発に交流できるよう可能な支援を行う旨発言しました。
会談の内容を踏まえ、モンゴル側からは、日本とモンゴル両国間の強い信頼関係に基づき、今後も派遣拡大に向けた具体策についてJITCOの協力を仰ぎたいとの発言があり、技能実習制度改正後もモンゴル労働省とJITCOとの交流を維持し、より実りある協力関係について検討することで合意しました。
なお、モンゴル側からの要請に応え、翌5月17日には、労働大臣が帯同されたモンゴルの送出し機関関係者およそ60名に対し、外国人技能実習制度の改正法案等について説明会を行いました。
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2人目:バヤルサイハン労働大臣
3人目:フレルバータル駐日モンゴル大使
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本件に関する問合わせ先
国際部 国際第一課Tel 03-4306-1152