2019年10月31日、中資（マカオ）職業紹介所協会一行がJITCOを訪問されました。
　中資（マカオ）職業紹介所協会は、中国本土からマカオへの労働力の輸出を行う19の送出機関からなる協会です。マカオの人口は約60万人ですが、11万人の労働者を中国本土から、7万人を他国から受入れる等、受入労働力に支えられている国です。今般、一帯一路政策や中国本土の賃金の上昇により、労働者の確保が難しくなってきている状況があることから、中国本土からの労働者受入れで長い歴史を持つ日本の受入政策やノウハウを学ぶために来日され、JITCOと協議を実施しました。
　JITCO側から、技能実習制度と特定技能制度の現状について説明するとともに、「総合支援機関」として技能実習制度や特定技能制度において、利用促進や円滑運用のためにJITCOが行っている支援について説明しました。
　中国側からは、マカオでの労働者受入れの現状について説明があり、技能実習制度や特定技能制度について意見交換を行いました。質疑応答では、日本の賃金状況についての質問が複数あり、関心の高さがうかがえました。中資（マカオ）職業紹介所協会 鄧強幹事より、JITCOの説明や意見交換が今後のマカオの労働力受入政策において参考になったとして、感謝の意が述べられました。

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  協議の様子

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  左：中資（マカオ）職業紹介所協会　鄧 強幹事