熱中症・水難事故への警戒について（注意喚起）

熱中症については、毎年数万人の緊急搬送者が発生しており、死亡者もほぼ毎年 1,000 人を超えている状況です。仕事中だけでも30人以上が亡くなっており、建設業や製造業など外国人作業者も多い現場で数多く発生していることもあり、注意が必要です。
熱中症対策がますます重要になることをうけて、今年4月には、労働安全衛生規則が改正されました。職場で熱中症になるおそれがある作業をするときは、作業者同士の報告体制を整備したり、悪化防止の手順を作業者に周知することなどが事業者の義務となりました。
厚生労働省では「STOP！熱中症 クールワークキャンペーン」が実施されており、多言語のリーフレットがHPに掲載されています。
監理団体・登録支援機関の皆さまにおかれましては、ぜひ実習実施者や企業とこの記事を共有していただく、あるいはJITCOのHPをご案内ください。雇用者の皆さまは、この機会に、職場の外国人との共有をお願いいたします。

■ STOP！熱中症 クールワークキャンペーン

出典：厚生労働省ホームページ(https://neccyusho.mhlw.go.jp/)

また、夏季は海や河川での水難事故が多発する季節でもあります。外国人技能実習機構（OTIT）のHPに、海上保安庁からの海難防止に関する案内が掲示されています。こちらもあわせてご確認のうえ、職場の外国人と共有してください。


■Water Safety Guide

＊画像をクリックするとPDFをご覧いただけます。