2024年07月10日
お知らせ
スリランカ外相と人材の送出し・受入れ拡大について協議しました
JITCOは7月3日、スリランカのアリ・サブリー外務大臣と人材の送出し・受入れ拡大について協議しました。
協議のポイントは以下の通りです。
・スリランカ側より、債務繰り延べの目途もつき、経済成長もプラスに転じる中で、今後日本とのパイプを太くしたく、人材の送出しにも努力したいとの要望がありました。
・JITCO側より、技能実習制度・特定技能制度においてスリランカ人材の受入れ数が伸びていることを伝える一方、スリランカ側の想定ほどの伸び方ではないことを以下の3点の理由から説明しました。①スリランカの知名度、②日本における手続きの煩雑さ、③より容易な送出し先の存在(中東諸国等)
・これに対しスリランカ側からどのように解決していけるか質問がありました。JITCOからは①セミナー等でスリランカを日本において周知させる、②スリランカの認定送出機関へ日本の制度・受入れに関する情報を周知させる 必要があることを回答しました。
・特定技能の技能試験についてスリランカでの実施回数が少ないこと等を課題として共有しました。
・スリランカは技能実習・特定技能ともに受入れ時の大使館認証がないため、日本の在留届制度も例示しつつ、スリランカ人材のトレースを行うよう進言しました。
・スリランカ側から、ロシアへ市民権や高い給与を条件に多くの人が流れているとの発言がありました。
スリランカからの人材受入れに興味のある方は、お気軽に国際部までご連絡ください。
- アリ・サブリー外務大臣(左)とJITCO八木理事長
本件に関する問合わせ先
国際部国際課TEL:03-4306-1151