【ご報告】パキスタン人材セミナーが5月10日に開催されました

駐日パキスタン大使館は、大阪商工会議所においてJITCOの後援により、「パキスタン人材セミナー in 大阪（技能実習＆特定技能）」を開催いたしました。会場には100名以上の参加者が集い、パキスタンからのオンライン参加あわせて合計約150名が参加しました。

パキスタンはこれまで２つの政府系送出機関に限定されましたが、今般、民間セクターにも送出し業務が開放され、現時点で18の民間送出機関が認定されており、更にその背後に150程の機関が認可待ちの状況です。

セミナーでは、冒頭、駐日パキスタン大使館から技能実習制度と特定技能制度におけるパキスタンの現状についての説明が行われました。今年中にパキスタンにおいて特定技能制度の技能試験等が開始される予定であるとの発言がありました。
　
また、JITCOより、海外労働人材の多角化の必要性、南アジア・中央アジアからの日本への入国増、パキスタン人材のポテンシャル、制度改訂についての中間報告書（案）の状況と今後の日程、就中日本語教育の充実の必要性などについて説明を行いました。

その後、駐日パキスタン大使館から、パキスタン国及びパキスタン人材の概要及び特徴、駐日パキスタン大使館の役割、パキスタンの送出機関などについて紹介があり、セミナー参加のために来日したパキスタン認定送出機関の代表者からの挨拶がなされました。

最後にはラザ・バシール・タラー駐日パキスタン大使より来場への感謝と、このセミナーのような機会を活用し関係者が協力しあうことで日本にパキスタン人材を広めてほしいとの期待が示されました。

セミナー終了後も登壇者と参加者による活発な交流が行われるなど盛況裡に開催されたセミナーとなりました。

セミナーの様子

セミナーの様子はパキスタン大使館のYouTubeチャンネルからご覧いただけます