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ニュース・お知らせ

【ご報告】バングラデシュ人材セミナーの実施について

2022年11月8日、公益財団法人国際人材協力機構(JITCO)は、バングラデシュのモハンマド・シャムスル・アレフィン内閣官房副長官ご来日の機会を捉え、駐日バングラデシュ人民共和国大使館と共催(協賛:アセアン・フィナンシャル・ホールディングス株式会社・協同組合善美)で「バングラデシュ人材セミナー」をJITCO本部にて開催し、JITCOは「日本の労働市場と外国人材の多角化」について講演を行いました。

セミナー冒頭ではJITCO八木理事長と駐日バングラデシュ人民共和国特命全権大使のシャハブッディン・アーメド閣下から参加者に向けて歓迎の意を示す挨拶が行われた後、バングラデシュ側から以下の通り講演が行われました。

アーメド・ムニルス・サレヒン海外雇用省副大臣(ビデオメッセージ)

●現在、バングラデシュは、世界第6位の人材送り出し国で、世界第8位の海外送金受取国となっている。海外への人材送り出しの傾向は、2050 年まで増加が続くと予想される。
●人材育成を重要視していて、技術開発のためのインフラ整備を行っている。現在では8000の技術開発センターで、100万人以上の人材に訓練を行っている。
●今年はバングラデシュと日本の国交樹立50周年であり、今後もバングラデシュは日本への送り出しを強化していく。



モハンマド・シャムスル・アレフィン内閣官房副長官

●バングラデシュは急速な経済成長を遂げており、2026年での後発開発途上国卒業が決定しているだけではなく、2030年に世界24位の経済規模を持つ国となる予定である。
●日本とバングラデシュは友好な関係を築いており、日本はバングラデシュにとって最大の開発援助国であり、バングラデシュは日本人投資家用の経済特区を有している。
●バングラデシュでは日本に特化した100以上の技術開発センターでの訓練と技能実習生に向けた4ヶ月の日本語教育を行っており、人材育成に力を入れている。



モハンマド・ジョイナル・アベディン駐日バングラデシュ人民共和国大使館 一等書記官(労務)

●大使館では、バングラデシュ人材受入の際の認証として監理団体・送出機関などから募集要項と委任状を受け取り、認証を行っている。(詳しくは大使館講演資料をご覧下さい。)
●監理団体や受入機関、登録支援機関などと様々な在留資格でのバングラデシュ人材の受入に関して協議するために適宜ミーティングを行っている。
●バングラデシュからの人材を受け入れたい場合や、現地での人材育成のためのトレーニングセンターを立ち上げたい場合は、情報提供など全面的に支援・協力している。



JITCOからは日本の労働市場における特徴、日本への入国状況、コロナ禍での世界の動き、バングラデシュの特徴などについて説明を行いました。(詳細は「日本の労働市場と外国人材の多角化について」をご確認ください。)
その他、送出機関のアルカミス、グローバルリクルーティングエージェンシー、受入事例として町田病院、藤井撚糸株式会社が講演したほか、特定技能人材(雄美建設株式会社所属)(町田病院所属)が、実際の体験や思いを披露しました。

フォーラムにはバングラデシュ人材活用に関心のある監理団体など約100名が参加し、多くの出席者がバングラデシュの人材活用(技能実習制度や特定技能制度)に高い関心を示していることがうかがえました。



  • 特定技能人材のスピーチの様子
  • 特定技能人材のスピーチの様子
  • セミナー終了後の名刺交換の様子








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