2022年10月13日
お知らせ
【ご報告】スリランカ国 労働・海外雇用大臣との協議実施について
2022年10月3日、 JITCOは、来日されているスリランカ国のマヌーシャ・ナーナーヤッカーラ労働・海外雇用省大臣一行と協議を行いました。
現在は、スリランカからの送出し人数は、他国に比して少ないものの、今年度は日本・スリランカ外交樹立70周年の節目でもあり、JITCOとスリランカ政府は、技能実習生、特定技能外国人の送出し拡大に向けて、協力関係を更に強固にしていくことで、合意しました。
主な発言ポイントは以下の通りです。
【JITCOから】 |
◆日本の水際規制が緩和されて、多くの技能実習生、特定技能外国人の入国が、開始されている。スリランカからも、パンデミック以前レベル以上の技能実習生の入国と同時に、現地試験が多く実施されている特定技能外国人の更なる送出拡大を望む。
◆また、送出し機関使用は任意とされる特定技能外国人送出しの、更なる手続きの明確化があれば、賛助会員及び日本市場への周知・説明を行いたい。
◆過去の失踪発生等の、負のイメージを払拭するためにも、スリランカの若者に日本についての正しい理解を浸透させる必要があり、スリランカ側で日本での待遇、職種内容、日本語など十分な事前説明及び教育を行っていただきたい。
◆上記を推進するために、JITCOは、在京大使館と協力して、日本でのスリランカ労働市場セミナーの開催、また、スリランカでの送出し機関向けセミナーの開催等、可能な限り協力していく。
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【ナーナーヤッカーラ大臣から】 |
◆スリランカでは、現在の状況から、海外での技能習得、就労に対する関心が若年労働人口層で高まっている。
◆その中でも、特に日本に対する熱意は高く、これを踏まえ、政府として初等教育に日本語・日本文化を組み事で内閣承認を得ており、間もなく開始する。
◆国営の職業訓練校は、全地域に網羅しており、言語だけでなく技術も習得させた上で、指摘のあった事前の説明、教育も行っていく。
◆特定技能については、特に関心を寄せており、現地試験が開始されている介護・農業・外食・介護などを中心に送り出しを活性化していきたい。
◆日本でのセミナーは在京大使館と共に進めて頂きたい。併せてスリランカでのJITCOによる送出し機関向けセミナーも是非実施頂きたい。
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- マヌーシャ・ナーナーヤッカーラ労働・海外雇用省大臣(左から4人目)
本件に関する問合わせ先
国際部TEL:03-4306-1151