マレーシア人的資源省能力開発局の訪問を受けました

2024年の実質GDP成長率が5％と高成長のマレーシアですが、世界クラスの人材育成をはかり、さらなる経済発展をとげるために、国内技能人材に向けた技能水準の設定と測定や、国際水準を意識した検定システムを構築したいという国家目標をもっています。そのため人的資源省能力開発局は1年のプロジェクトを立ち上げ、プロジェクトの最終段階として、技能人材育成について日本から学ぶべく調査出張を実施し、その一環でJITCOを訪問されました。

JITCOからは技能実習制度と特定技能について説明を行いました。一行は、技能実習制度の構成要素である技能検定と、各受入れ企業（技能実習実施者）にてどのような人材育成方法が取られているのか、人材が有している技能と給与の関係などに高い関心を示しました。

同局は特定技能を直接所管している局ではありませんが、引き続き情報交換を行っていくこととなりました。

写真右から５人目　Faizah Binti Harun（ファイザ・ビンティ・ハルン）産業戦略連携・関係課長