2013年07月
ラオス政府窓口との協議実施について
2013年7月17日、ラオス労働社会福祉省技術開発雇用局(DSDE)と協議を行いました。
JITCOより、日本経済が漸く回復しつつあるところラオスからの受入れについての問い合わせも増加傾向にあり、送出し国としての要望の他、送出し機関の認定状況や農業以外の分野の送出し体制について協議をしたい旨伝えました。また、ここのところ失踪率が高く改善の必要があることを述べるとともに日本語教育の一層の充実を求めました。
DSDEからは、これまでのJITCOとの協力関係に感謝の意が示され、日本経済の回復に併せて送出しを更に拡大したいとの発言がありました。失踪については、監理団体と協力して解決する必要があるとし、留守家族への配慮や手当てと技能実習生への事前教育の充実に努めたいとの発言がありました。
DSDEとの協議に続き、ラオス労働社会福祉省(MLSW)副大臣を表敬訪問しました。
副大臣より、JITCO代表団の来訪を歓迎する旨が伝えられ、ラオスには日本の技能実習に関心のある者が多く、政府としても送出しを更に拡大したいので運用面等で問題があれば改善したいとの意思が表明されました。
JITCOからは、ラオスからの受入れが更に伸びることへの期待を伝え、農業分野におけるラオス人技能実習生の評判は良いので、機会を得れば他の分野での受入れも進むと思われること、これまでに培った良い評判を壊すことのないように今後のプログラムを進めていきたい旨を伝えました。そのためには日本語能力の向上が重要であり、送出し機関に対して引続き指導していただけるよう依頼しました。
その後、MLSW会議室にてDSDE同席のもと、3認定送出し機関と面談しました。
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- 左奥:Phouvanh Chanthavong技術開発雇用局長
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- 右:Bounkong Vasoukanh副大臣