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ニュース・お知らせ

大使館主催インドネシア ビジネスフォーラムへの出席報告

-インドネシア労働市場情報システム(IPKOL)試験版本邦初公開!-

  9月2日、インドネシア労働省、海外労働者派遣・保護庁(BNP2TKI)及び在京大使館は「労働分野に関するビジネスフォーラム」を松山市にて開催し、JITCOから来賓挨拶及び講演を行いました。なお、このフォーラムは松山市にて開催されたG20労働雇用大臣会合を機に来日される労働大臣及びBNP2TKI長官を招き、特定技能や日イ労働事情をテーマとした情報交換を目的として開催したものです。

 基調講演を行ったハニフ・ダキリ労働大臣からは、インドネシアは国策として地方労働者の職業教育や人材育成に注力しており、特定技能にて日本が受入れを想定している34.5万人のうちの2割程度をインドネシアから送り出すべく、日本語教育などの課題に取り組んで行きたい旨の講演がなされました。続くパネルディスカッションでは、労働省ロスティアワティ労働市場開発局長より特定技能に向けてインドネシア政府が導入する労働市場情報システム(IPKOL)について概要やビデオを用いた説明があり、BNP2TKIヌスロン・ワヒド長官からは介護人材の送出しについて説明がなされました。JITCOからは、技能実習と特定技能のインドネシア側の制度の違いやインドネシアの海外労働者送出しの背景、特定技能において両国に期待されること等について説明を行いました。その他、出入国在留管理庁や社会福祉法人天神会からも代表者が登壇し、説明を行いました。

 フォーラムには日本側より定員を上回る110名程が参加し、日本側・インドネシア側共に特定技能労働者の受入れ・送出しに非常に関心が高い様子が窺えました。特定技能に関する詳細な手続き等についてはインドネシア側への照会を通じて明らかにし、ホームページ等で追ってご案内する予定です。

IPKOL(労働市場情報システム)とは…

インドネシア労働省が運営するジョブ・マッチングシステムで、特定技能ではこれを利用した求人・求職を行うことが二国間取決めに定められています。IPKOLには次のような機能があります。
・求人者(特定技能所属機関になる者)は、企業情報や求人情報(雇用条件、業務内容等)を入力し、登録します。
・求職者(特定技能労働者の候補者)も同様に本人の情報を入力し、登録します。
・サイト上で候補者の情報を閲覧し、電話面接の予約等ができます。
※IPKOLの詳細な利用方法等については、別途ご案内する予定です。


フォーラムの様子

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