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カンボジア労働・職業訓練大臣と面談し、覚書(MoU)に調印しました

JITCOは、12月15日、日本・ASEAN特別首脳会議の開催をきっかけとして訪日中のヘン・スアー労働・職業訓練大臣と面談しました。同省と今後より協力を促進することを目的として、日本の制度見直しにあたりJITCOからカンボジア側に適宜情報を提供することも含め、覚書(MoU)に調印しました。

面談にあたり、カンボジア側から主に以下のような発言がありました。

<カンボジア側の見直しについて>

・カンボジア側でも日本の制度見直しと軌を一にして、いろいろ見直しを行おうとしているところである。本制度においては、送出機関、訪日カンボジア人、受入れ側のすべてがルールを守ることが重要であると思っている。
・送出しにあたっては訪日前教育、特に日本語教育は重要であるため、教育を実施する機関に対して今後てこ入れを図るつもりである。
・今後はこれまで送り出していた農業より、製造業や自動車整備などの分野への送出しを増やしたい。
<国全体として>

・新首相の下で本年8月に発足した政権は、現在国内にある各種制度を安定させ、推進することを方針として掲げている。また、これまでの業務の進め方を変更し、問題が起きてから対応するのではなく、問題を予防するために皆で協力して事前に対応することとしている。

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    覚書調印の様子
  • 左から2人目:ヘン・スアー労働・職業訓練大臣

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