2023年12月13日
お知らせ
ウズベキスタン認定送出機関セミナーにて6社の送出機関よりプレゼンテーションを頂きました
2023年12月6日(水)に、ウズベキスタン認定送出機関セミナー(ウズベキスタン大使館主催、JITCO共催、日本ウズベキスタン友好協会協力)を開催しました。
当日はまず、駐日ウズベキスタン特命全権大使のムフシンフジャ・アブドゥラフモノフ閣下のご挨拶に始まり、JITCO八木理事長から挨拶がありました。その後、全送出機関8社のうち、6社から素晴らしいプレゼンテーションを頂きました。下記、概要をご紹介します。
開会挨拶 駐日ウズベキスタン特命全権大使 ムフシンフジャ・アブドゥラフモノフ閣下 |
・ウズベキスタンは人口の6割以上が30歳未満。ウズベク語と日本語は語順や発音が似ているので日本語の習得速度も速い。
・今後もより多くの人材が来日し、お金を稼ぐだけでなく、技術や技能を学んでウズベキスタンに貢献してほしい。
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ご挨拶 JITCO 八木理事長 |
・ウズベキスタンは若く高い言語能力を有する人材を抱える海外労働送出し大国である。
・今後、送出機関に求めることは3点。1点目は来日前に実習生が日本の制度の趣旨や市場の状況を正しく理解すること。2点目は送出機関が技能実習制度や特定技能制度を正しく理解し優秀な人材を適正に送り出すこと。3点目は入国前の日本語教育の拡充。
・今後もより多くのウズベキスタンの若者が日本で技能を学び、帰国後もウズベキスタンの発展に貢献することや、技能実習制度や特定技能制度で両国の関係が深まることを期待。
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送出機関からの発表 ①AELM |
・労働移民は人口の5%を占めている。
・日本に駐在員事務所を12月末までに設立予定。
・国内のモノセンター(雇用・貧困削減省傘下の教育訓練施設)で建設や溶接などの職業訓練を行うとともに、帰国した労働移民に対して起業支援など各種支援を行っている。
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②MIGO |
・ナマンガン(タシュケントから4時間ほど)に位置。
・2017年にYUME日本語学校を設立、2020年にMIGOを設立。
・企業との一次面接に合格した者はMIGOの中のYUME日本語学校で6か月間、月曜から金曜日まで朝9時~午後5時の授業を受ける。全員男性。
・本年10月時点で食品製造、建設を中心に在留中。
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③MIRAI |
・フェルガナ州(タシケントから車で6時間、飛行機で1時間ほど)に位置。2019年設立。
・病院給食、介護、農業で送出し実績あり。
・教育機関としてMIRAI Education Centerあり。介護福祉士資格を有する日本人講師が常駐している。介護導入講習含む事前講習対応可能。公的な教育機関とも、募集や人材育成の面で連携して対応している。
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④REIWA |
・タシケントに位置。
・ウズベキスタンの平均収入も上がってきている。欧州や中東と比べると、日本は賃金で雇い負けするのが現状だが、それでもREIWAとしては日本への送出しをしている。単なる人材ビジネスと考えるのではなく、日本文化や日本のマナーが大事だと考え、事前に教えている。
・技能実習も85名送り出しの実績がある。
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⑤Common Sense |
・アンディジャン州(ウズベキスタン東部)に位置。
・ウズベキスタン国内に建設経験者が多い、男性が体格の良い人が多い、女性を送り出す難易度が高いなどの点を考慮し、建設業の受け入れに特化。コロナ後だけで建設職種30名ほど内定している。
・技能実習制度理解を重視し、雇用条件や雇用主の情報を正確に本人に伝える、親とのコミュニケーションを大事にし、来日後も毎月面談しフォローするなど、実習生の定着に向け取り組んでいる。
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⑥DHAEF |
・本年の10月に認定を受けたばかりで、まだ実績はない。
・日本への送出しは、給与面では他国に劣るが、現場の安全性や生活環境の良さなどの日本の魅力を伝えて募集している。
・日本国内にウズベク語・日本語がわかる職員を配置し、来日後のフォローアップを重視している。
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本セミナーにご満足いただいた 参加者様からの声(抜粋) |
・資料が簡潔で明快な内容で、日本語で書かれている点が良かった。プレゼンも率直で分かりやすい。
・ウズベキスタンの国や人の特性をよく理解できた。
・複数の送出し機関のお話を聞くことができた。
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- 挨拶する駐日ウズベキスタン大使
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- 挨拶するJITCO八木理事長
JITCO国際部では送出機関情報提供を行っています。ウズベキスタンからの受入れにご興味がある場合はぜひご利用ください。
本件に関する問合わせ先
国際部国際第二課TEL:03-4306-1151