株式会社オダ水産様(オホーツク国際人材交流協同組合様)から写真をお寄せいただきました。
当社は、オホーツク海に面した東北部に位置する小さな田舎町、「雄武町」でホタテや毛がに、母なる川を目指す秋サケを原料とし、水産加工業を営んでいるオダ水産と申します。
2016年3月に温暖なベトナムから6名の技能実習生を受け入れました。
入国してからの技能実習生にとっては言葉・習慣・仕事に不安と戸惑いが多く反対の立場になるとどれだけ不安でホームシックに陥るか、社長をはじめ職員一同親の気持ちで接すると共に、実習生の相談のし易い環境に努めています。
その一環として6月は観光地の上湧別町のチューリップ祭りを見学し、7月は社内バーベキューを開催し実習生との親睦を図っています。
ベトナム実習生は明るく勤勉で仕事に対する意欲も旺盛で、社長はすっかりファンになり、寄宿舎等の福利厚生にも力を注ぎ、ポケットマネーで近郊の温泉や、買出しにも社有バスで自ら心のケアに努めている所です。
その様な中、社長の号令で帰国後の為にも日本語検定一級を在日中に取るという目標を掲げ、社員一同が協力する事となりました。
12月の試験を目指して仕事が終わってから、週三回の勉強会を実施し、1月24日に日本語能力試験の結果が発表されました。6名の受験者でしたが、2名が3級に合格し4名はもう少しの結果となりました。
本人たちは勿論、社長も大喜びで合格祝いと春節の祝いを、社長宅にて開催し今年度の更なる飛躍を実習生共々誓った一年でした。

チューリップ畑にて

社内バーベキュー会

合格祝い・春節祝い
追記:1枚目の写真を「技能実習生の友」4月号の表紙に掲載させていただきました!