2018年07月23日
お知らせ
団体監理型で初となるインド人技能実習生の入国について
今月17日、団体監理型で初となるインド人技能実習生12名が日本へ入国しました。19日にはT.A.チャングサン在大阪・神戸インド総領事を招いた歓迎イベントが開催され、総領事をはじめ関係者の方々から激励の挨拶が述べられたほか、技能実習生もそれぞれ日本語で自己紹介を行い、「日本とインドの架け橋として頑張ります」と技能実習への意気込みを述べました。12名の技能実習生はこれから入国後講習を受けたのち、それぞれの実習先企業へ配属される予定です。
インドは従来から親日的であることに加え、近年では日本の新幹線技術の導入や、製造業の振興を目指して「メーク・イン・インディア」や「スキル・インディア」等のスローガンを掲げて人材育成政策を推し進めるモディ首相のもと、日本への技能実習生送出しに向けて熱心に取り組んできました。また、認定された23の送出機関も日本語教育や職業訓練体制の充実を図ると同時に、製造業だけでなく介護職などの送出し準備にも力を入れており、インドの人口の大きさもあって今後の送出し人数の増加が期待されます。
JITCOでは今後もインドからの受入れ状況を注視し皆さまにお知らせしていくとともに、在京インド大使館等と連携して、セミナーの企画やインドからの技能実習生の送出し・受入れをサポートしていきます。
チャングサン在大阪・神戸インド総領事を囲む実習生
(外務省ホームページを参考に作成)
<インド基本情報>
- 人 口:12億1,057万人(2011年国勢調査)
- 言 語:ヒンディー語など
- 宗 教:ヒンドゥー教徒79.8%、イスラム教徒14.2%、キリスト教徒2.3%、その他(シク教徒、仏教徒、ジャイナ教徒など)
- 主要産業:農業、工業、鉱業、IT産業
(1人当たりGDP: 1,709ドル ※日本:38,640ドル(国連2016))
- ※成田からデリー及びムンバイへは直行便が就航しています。