ストップ不適正事例

【技能実習生への注意喚起のお願い】失踪・ネット犯罪の防止について

2016年12月14日

【技能実習生への注意喚起のお願い】失踪・ネット犯罪の防止について

 最近も技能実習生がネット犯罪に巻き込まれる事例が報告されています。技能実習生の中には、インターネットやSNSの求人広告や知人からの勧誘等により、アルバイト感覚で自己名義の預貯金通帳等口座、キャッシュカード、携帯電話を他人に譲り渡したり、ATMで他人名義の口座から現金を引き出したりするなどの犯罪に加担しているケースが見受けられます。これらは、犯罪組織が言葉巧みに技能実習生を勧誘し、技能実習生は自らの行為が犯罪になるとの自覚がないまま行っている場合もあります。
 技能実習生がこのようなかたちで犯罪組織に利用され、犯罪行為に加担した場合は、技能実習生自らが逮捕、検挙されることになったり、あるいは、これがきっかけとなり犯罪の道へと引き込まれ、失踪してしまうことになったりもします。また、こうしたことは、技能実習制度全体に対する信頼を大きく損なうことにもなります。
 監理団体・実習実施機関の皆様には、技能実習生がインターネットやSNSなどの甘い誘いに乗って犯罪に加担することのないよう、技能実習生に対し繰り返し注意喚起していただきますようお願いいたします。
 なお、このたび警視庁が作成した技能実習生の失踪・犯罪防止の注意喚起チラシをご活用ください。


「失踪・犯罪防止の啓発チラシ」(監理団体・実習実施機関向け)A3版

「失踪・犯罪防止の啓発チラシ」(外国人技能実習生向け)A4版 表面:中国語/裏面:日本語
「失踪・犯罪防止の啓発チラシ」(外国人技能実習生向け)A4版 表面:英語/裏面:日本語

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