ストップ不適正事例

【技能実習生への注意喚起のお願い】ネット犯罪に巻き込まれないでください!

2016年6月10日


 技能実習生がネット犯罪に巻き込まれる事例が報告されています。
 技能実習生の中には、犯行組織の勧誘に応じて銀行口座を他人に譲渡する、不正送金先口座から現金を引き出す等の犯罪に加担しているケースが見受けられます。
 事件に関与した技能実習生は、インターネットの求人広告や知人からの勧誘等により、アルバイト感覚で自己名義の預貯金通帳等口座を他人へ譲り渡す、不正送金先である他人名義の口座から現金を引き出す等、自らの行為が犯罪になるとの自覚がないままに犯行に加担する場合や、犯罪であることを知りながら、「知人からの依頼で断り切れなかった。」等、犯行組織が技能実習生を言葉巧みに勧誘し、犯行に利用している場合があります。
 技能実習生がこのような形で犯行組織に利用された場合には、犯罪行為に加担したとして自らが逮捕、検挙される恐れがあるとともに、技能実習制度全体に対する信頼を大きく損なうことにもなりかねません。
 監理団体・実習実施機関の皆様には、技能実習生が甘い誘いに安易に応じて犯罪に加担することのないよう、また、技能実習生の預貯金口座管理や帰国時の解約手続きを徹底するよう、繰り返し注意喚起していただきますようお願い申し上げます。
 なお、警察庁が作成した技能実習生向けのリーフレットとJITCO作成のリーフレットを掲載いたしますので、ご利用ください。
※警察庁作成リーフレット 中国語 英語
※JITCO作成リーフレット 中国語 インドネシア語 ベトナム語 タイ語 英語

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