バックナンバー(2005年度)
事例8 外国人研修生受入れ団体地方連絡協議会の取り組み -ボランティア活動を通じた地域交流- (愛媛県外国人研修生受入組合連絡協議会)
愛媛県外国人研修生受入組合連絡協議会は、愛媛県内の異業種の受入れ団体が、自主的な相互連絡体制の整備及び情報交換等を通じた研修・技能実習事業の適正な推進を行うことを目的として、2003年6月に設立されました。
これまでの主な活動としては、実務担当者会議の開催、有識者を招いた研修会の実施等が挙げられます。

今年度からは初の試みとして、敬老の日にボラ ンティア活動を行い、連絡協議会傘下6組合の研 修生・技能実習生が参加しました。当日は、松 山・今治・新居浜・四国中央の4つの地区に分か れ、計7つの老人ホームで、研修・技能実習の作 業で余った布を活用し作成した衣料品の贈呈、 中国の歌の披露、料理の披露等各施設ごとに 様々なプログラムが催されました。
(写真は水餃子の調理)
こうしたボランティア活動に見られる地域との交流は、これまでは受入れ団体が個別に実施してきましたが、研修生・技能実習生それぞれが生活習慣や考え方、言語の違いによる意思疎通の問題等で多くの不安を抱えており、彼等に対する生活面でのケアを行う必要があるという認識、さらには地域住民との意思疎通や親交の促進を通じた彼等の地位向上を積極的に図る必要があるという認識が受入れ団体の間で共通していたことから、今回連絡協議会として共同で老人ホームを訪問することになりました。
今回の試みに対し、研修生・技能実習生からは、「高齢者の方々に喜んでもらって嬉しい」、「また訪問したい」といった声が、高齢者の方々からは、「また来てほしい」といた声が挙がっています。
当連絡協議会では、今後の展望について、今年度は1回のみだったイベント実施回数を年2,3回程度にまで拡大するとともに、老人ホーム訪問だけではなく清掃活動等を実施することも視野に入れており、現在は活動内容の充実化に向けて会員団体同士の一層の連携強化に力を入れています。

スピーチと歌の披露

別れの握手




