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バックナンバー(2004年度)

事例5 日本に滞在する研修生・技能実習生の心のケアをめざして:
送出し機関が研修生向け母国語情報誌を発刊(中国対外友好合作服務中心)


   中国対外友好合作服務中心がこれまでに送出しを行った研修生・技能実習生の数は、既に3,000人を超えている。そうした中で研修・技能実習中に発生する問題を分析したところ、母国を離れて技能修得に励む研修生・技能実習生の精神面でのケア・サポートが何よりも重要であるという結論に達した。
   そこで中国対外友好合作服務中心では、JITCOが発行している母国語情報誌『研修生の友』などを参考にして、中国人の視点から研修生・技能実習生に向けた情報誌を発行することに決めた。それがこの『研修の声』である。内容は研修に関するものだけでなく、中国の時事ニュースや日本の文化、生活習慣を理解するためのミニ講座まで多岐にわたっている。
   2004年11月の創刊号では試験的に300部発行し、研修生の受入れ企業や中国国内の研修生派遣企業をはじめ関係団体に広く配布した。試行錯誤の中で編集作業は進められたが、読者からの声は大変好評である。
   「『研修の声』はまだ生まれたばかりの試みですが、研修生・技能実習生たちにとって、長い日本滞在の精神的な支えとなるように、これからも努力していくつもりです」と総経理助理の張 子輝さんは語っている。
   現在は不定期刊行として、試験的に発行をしているが、既に第2号も完成し、内容もますます充実を見せている。現在は白黒の誌面も、将来はカラーにし、発行部数も大幅に増やしたいと考えている。
   日本で頑張る研修生・技能実習生のために出来る支援を真剣に考えた送出し機関の取組みはまだ始まったばかりである。



『研修の声』の記念すべき創刊号