お知らせ

フィリピン送出し機関・監理団体とのジョイントセミナーの開催(実施報告)

2015年7月6日

 5月19日、東京にて2012年5月以来2回目となるフィリピンの政府窓口である労働雇用省海外雇用庁(POEA)のライセンスを有する送出し機関の有志により設立された組織であるAPLATIP(Association of Philippine Licensed Agencies for Technical Internship Program)の会員とフィリピンからの技能実習生の受入れに関心のある日本の監理団体とを対象とするジョイントセミナーを開催しました。今回も前回と同様に、APLATIPより技能実習生の受入れに関心のある日本の監理団体との会合を持ちたいとの希望が寄せられ、当機構がこれを受け入れる形で開催する運びとなりました。
 当日は、フィリピン側からは、在京フィリピン大使館の海外労働事務所(POLO)労働アタッシェ、労働雇用省の関係者をはじめとして36の送出し機関53名、日本側からは、72の監理団体101名のご参加をいただきました。 午前はJITCO鈴木理事長の開会挨拶で始まり、フィリピン側からの挨拶の後、JITCO側からは新島専務理事より、外国人技能実習制度の現状と制度見直しの方向性に関する説明がなされました。フィリピン側からは、APLATIPナバロ理事長より、監理団体と送出し機関との契約から始まり技能実習生の出国までの流れ及び各手続にかかる標準的な期間に関する説明がなされました。引き続き、POLOタレント労働担当官から、送出しの流れにおいて最初の審査手続となるPOLOにおける手続の説明及び申請書類の作成上の留意点について具体的な事例を交えながらの説明がなされました。
 質疑応答では、監理団体よりPOEAやPOLOにおける審査手続や送出し機関の複数登録に関する質問が出され、それに対してフィリピン側から説明がなされました。また、監理団体より出された手続等に関する要望についてはフィリピン側より本国政府に伝えるとの回答がなされるなど、有意義な意見交換の場となりました。
 午後は、送出し機関と監理団体が個別に面談を行い、パートナーを探すという「ビジネスマッチング」が行われ、活気と熱気のあふれる打合せが続き、多くの参加者より高い評価を得ることができました。

本件に関するお問合せ先
国際部第二課
【電話】03-4306-1151

JITCO 新島 専務理事
JITCO
新島 専務理事

在京フィリピン大使館の海外労働事務所(POLO) マリア ルズ L. タレント労働担当官
在京フィリピン大使館の海外労働事務所(POLO)
マリア ルズ L. タレント労働担当官

APLATIP ナバロ理事長
APLATIP
ナバロ理事長

セミナーの様子
セミナーの様子

ビジネス・マッチングの様子
ビジネス・マッチングの様子

 

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