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優秀賞 『日本の優しさにふれた時』

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株式会社水研

任 磊
REN LEI
(中国、技能実習生、塗装)

みなさん、こんにちは。私は2年前から滋賀県日野町にある株式会社水研で働いている任磊です。日本の生活にも、日本語にもすっかり慣れ、自分の力を確かめるために最近挑戦した「日本語検定」にも合格する事が出来ました。中国にいる家族のために、毎日仕事に励んでいます。
私がこの間、電車に乗っていた時のお話をしようと思います。一番後ろの車両に乗った私の近くに、車いすの人(表現が悪いかもしれませんが)がいました。何か手助け出来る事はないかと思いながら、その人の事が気になっていました。その日の電車は、満員ではありませんでしたが、座席が空いていないくらいの混みでした。めったに電車に乗らない私は、周りから見たら、落ち着かない様子だったと思います。そして車いすの方の近くに立っていました。
次の駅に停車した時の事です。赤いジャケットを着た男性が車いすに手をさしのべて、車いすの方をホームへと降ろしたのです。この男性にとっては当たり前で、自然な行為の様に見えました。知らない人に声をかけ、助けることは、すごく勇気がいるもので出来ない事です、だからすごく感心しました。
それからもしばらくその男性と同じ車両に乗って、何駅か行ったですが、その人をすごく尊敬の目で見ていました。さっきの出来事が頭から離れなかった。そして、よく考えて見ると、車いすの人に降りる駅を聞かずに手をかせたのは、毎日手助けをしているという事だと気がつきました。
日本人は冷たいだなんで、勝手なイメージで決めつけている外国人もいるかもしれませんが、私が見た限りでは、優しい心を持った素敵な人ばかりです。研修生として日本で学んだこと、吸収出来たことは仕事に関する技術面だけではないと思います。近所に住む人、会社の人、日本の友達…。たくさんの人と接する機会があって、そのたびに感謝の気持ちでいっぱいになります。日本からの、私が生まれ育っている中国に対するイメージは、決して良くないとニュースや新聞などを見て感じます、とても寂しい事です。どの国と国の間にも、勝手なイメージがうえつけられている気がします、私自身も実際に日本に来て、誤解していたと気づいた部分もたくさんあります、だから、私は中国に帰ったら真っ先に、家族みんなに日本で感じた事、教科書の中にはのってない、テレビには映らない日本の文化、日常生活、親しくなった日本人の話、仕事の様子、すべて話したいと思います。些細な事かもしれないけど、一人ずつ、すこしずつ他国に対する誤解をなくしていたら、世界に本当の平和が訪れる日が来ると信じています。あと1年すると、中国に帰る事になります、日本で経験出来た、たくさんの事を中国でも役にたたせたいと考えています。私は中国も日本も大好きです。

受賞の喜び

 「任さん、すごいことなったよ」って、仕事中の私に声かけられました。何かなぁと思いながら、「日本語作文コンクールの作文が優秀賞したよ」と部長がニコニコした笑顔で教えてくれました。「え…本当に…」と自分言葉がでなくなるほど大きな喜びに包まれました。
  この良い知らせすぐ中国にいる母さん父さんに伝えました、母さん父さんが「良かった」とすごく喜んでくれました、そして自分も幸せな感じいっぱいでした。
  この度、こんな素敵な賞を頂けたことにすごく感激しています、この作文コンクールは、自分にとって、今まで勉強してきた日本語をどれだけ使いこなせるか、自分の思っていることをどれだけうまく、素直に表現できるかを試すことができた場所だったと思います、この賞を頂いたことで、私の心に一生残る、貴重な出来ことだったと思います、自分にも自信がつき、帰国までのあとわずか今まで以上に精一杯日本語を勉強して行こうと思います、帰国したら、ここまで話せるようになった日本語能力が無駄にならないように、中国と日本を繋いでいける仕事したいと思います。
  この度の受賞はみんなさんのおかげです、みんなさんのご指導の賜物であり、本当に心から感謝しています。みんなさん、ありがとうございます。