最優秀賞 『子供に翼をつける』
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ニュー・ハーモニー株式会社 何 王茜 |
息子の名前は「睿」と言い、小学1年生だ。聡明でかわいく1人子供だから、家族はとても大事にする。特に私の母は「かわいくて目の中に入れても痛くない」と言う。私が日本に来てからは、私の両親が子供を育てている。
昨年の12月に主人から手紙が届いた。息子のことが書いてあった。「朝が一番忙しい。寒い朝は起こすのが大変だ。母は服を着せている間に、父は朝食を作る。彼は朝食を食べてから、父は自転車で学校に送る。父が忙しい時は、母がバスで送る。夕方はまた迎えに行く。週末以外毎日だ。今の息子は依存心が強く、益々ずぼらになって来ている。息子を1人で通学させることを勧めた。でも母はいつも『まだ小さい。朝は人が多く、また学校は繁華街にあり、車が多く混雑している。1人では心配だ。今では子供を送迎するのは普通だ。これが一番の良い方法だ。』と言う。今、息子の教育に問題がある。どのように息子を独立させ、自主的な性格に育成するかが一番の心配だ。どうしたら良いか?」と書いてあった。私は心が石のように重くなった。
私は、毎日会社のバスに乗り小学校の前の道を通り通勤する。いつも学校に行く子供達と出会う。手紙をもらった翌日は、大雪で、外は風が強く道は雪でつるつるしていたが、学校に通う子供達は、かばんや傘を持って1人で学校に行く。子供の親は誰もいない。何人かは、バスに乗って1人で降りてくる。その子供達を見て、いいアイディアを思い付いた。次の日、私は仲間からビデオカメラを借り、通勤するバスの中から、雪が降り続くなか子供達が通学する姿を全部撮った。雨が降る日や風が強く吹いている日、良い天気の日も撮った。休日は、図書館で子供達が本を読んでいる姿やスーパーで買い物をする姿、公園で遊ぶ姿など全部撮った。最後に「今から睿ちゃんは自分のことは自分でする。ママは楽しみにしている。」と励ました。同時に母にも手紙を書いた。「母の気持は理解出来る。でも過ぎると愛ではなく害だ。日本と中国の教育方式は違うが、家族が子供を愛する心同じだ。小鳥の物語を知っているか。母鳥は、最初小鳥がとぶ時うっかりしてつまずいた。母鳥は心配した。天気が悪い、風が強い、まだ小さいと言うふうに毎日違う理由で阻止した。小鳥は大きくなって自分がとべないことに気がついた。この時母鳥は、過保護だったことをとても後悔した。翼があるのにとべないなんて、とても悲しいことだ。今、睿は小鳥のようだ。私の気持を理解できるか。」と書いた。私はテープと手紙を一緒に中国に送った。
それから2週間後、私は主人から手紙をもらった「謝謝!」と書いてあった。窓を開けた。風は冷めたかったが心は軽く気持が良かった。
受賞の喜び
8月11日朝、工場長は「作文コンクールで最優秀賞に選ばれた」と言いました。初めは何のことかよくわかりませんでした。信じられなくて感激のあまり手が冷めたくなりました。
今回の受賞は日本語の先生や工場長そして会社の皆さんのおかげです。特に日本語の先生の永見先生はいつも丁寧に日本語や日本の文化、礼儀など教えてくれます。勉強以外のことも色々相談に乗って下さいます。そして工場長は厳しいけれど親切です。普段は仕事や生活や勉強のことでは大変お世話になっています。又、今回の受賞も会社の坂本さんは自分のことのように喜んでくれました。私のお母さんのようです。私は沢山の人にお世話になりました。私の一生の中でもっとも忘れられない人達です。心から感謝しています。本当にありがとうございました。





