優秀賞 『日本に来て良かった』
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興進バルブ 有限会社 肖 琳(技能実習生) |
私は興進バルブの研修生です。2004年3月に中国の西安から日本にやって来ました。もう一年が経ちました。
この一年間にはいろいろなことがありました、一番忘れられないことは初めての失敗です。
会社に来たばかりの日、会社の機械はNC旋盤ですが、NC旋盤を見て、中国の旋盤との違いに驚きました。複雑な製品が瞬間に出来上ります。私はなんでも勉強したいと思いました。私の操作している機械は新しい製品を加工します。その製品が10個くらい出来上がったとき、もし寸法が小さかったら、その時は必ず工場長と社長に知らせにいきます。彼らは寸法を調節してくれます。しかし、ある日何回も何回も、社長をよんだから、私は自分がもういやな気持になった。工場長がもう一度来た時、私は工場長のやり方を見ながら勉強しました。勉強したら、彼らを呼ばなくてもいい。その事に気になって、間違って機械を操作をした。続けざまに「ドンッ」大きなもの音がした、その時、私はぽかんとそこに立っている。工場長もびっくりした。彼は機械の窓を開けて見て、「品物を逆にした」って言った。そして社長を呼びました。私は機械を見たら、いつもと様子がすっかり変わっていました。こんな大きな失敗は厳しく批評されると思いました。でも社長は来て、なんにも言わなかった、私は機械が壊れたので、仕上の勉強をします、仕上から機械の上の赤いランプと社長の忙がしい姿を見ると、私の目から涙が出ました、私の研修が終わっても、社長は機械をまだ修理していました。次の日、社長は私の横を通る時、笑顔で「元気ないね、昨日失敗したので?」って私に聞いた、私は社長の目を見る勇気がありません「はい、すみません」しか言えませんでした、社長は笑いながら「人間誰でも失敗することがある、その失敗は勉強になる。あなたたちの失敗は私の責任です、私は社長なので」と言いました。私は涙が止まりませんでした、本当に感動したからです。もし、中国でこんな失敗したら、厳しく批評されます。そして、失敗した人が責任を取ります、だから、社長の寛容な態度は信じられなかった。数日後、工場長と奈良へ行く時、工場長も教えてくれました「人間からなず失敗する、一回目の失敗で勉強する、失敗から学ぶことも大切だと思う、でも同じ失敗を二回目、三回目の失敗をすると、絶対だめです」。社長と工場長の話しが私の頭の中に深く残っています。いつまでも忘れないと思います。
日本に来て、一番感慨が深かった事は日本人の品質に対す意識です、私は会社に来て、半年後から検査の仕事を勉強します、私たちは岡山県の研修センターで勉強する時、安藤先生がある文章を教えました。その文章の内容は製品の品質について、「会社にとって品質が命です、不良品が出ることは会社にとって不利益になるだけではなく、信用も失います。……」あの時、先生がこわいから、暗記するだけ。でも検査の勉強をしたから、よく分かりました。日本の会社はどこでも同じです。日本人の品質に対し、要求するレベルは非常に高く、シビアです。もし、出荷した製品で1個の不良が出たら、全数かえってくる。ひとつひとつ検査して、不良品を全部見付け出す。こんなことは中国人にとって、不思議なことです、厳しすぎる。学生の頃から、日本について少しは知っていました、世界で日本は経済発達の国です、どうして発達した大国になっていったのか今はよくわかりました。
社長はいつも「金が一杯溜っても、使ってしまう時があります、でも知識と経験が豊かになったら、一生の富みです。今中国は技術が早く進んでいる、中国に帰ったら、役に立つように仕事も日本語の勉強も頑張りなさい」と言ってくれました。社長は日本で研修する機会を与えてくれました、私はこれから、もっともっと一生懸命に勉強したいと思います。中国へ帰ったら、日本で学んだ事を他の人に教え、仲間たちと一緒に国を発展させることに貢献したいです。
受賞の喜び
8月17日、私は検査の仕事をしている時、社長は検査室に入って、ニコニコとした笑顔で「肖琳が日本語作文コンクールで優秀賞を受賞したよ!」と教えてくれました。私は「本当に~?私が」と信じられません。お知らせの用紙を読んでいる時、胸がドキドキしました。私はびっくりすると同時にとても嬉しかったです。自分は日本語がまだまだできていないと思っていました。初めは書かないつもりでした。でも社長や工場長や情報ハイウェイ協同組合の森さんなど多くのたちが応援してくれ、作文を書くことにしました。皆さんのおかげで、私の作文が優秀賞をとることができました。本当にありがとうございました。私はこれからも日本語の勉強をもっとしっかり頑張ろうと思っています。日本で学んだ技術や知識を大切にして、日中技術の交流のために努力したいと思います!





