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JITCO交流大会

「JITCO交流大会 人づくり、交流そして友好の発展」を開催

2009年10月

 10月2日(金)、経団連会館(東京都千代田区)にて「JITCO交流大会 人づくり、交流そして友好の発展」を開催しました。当日は、雨天にも関わらず、約360名と大勢の方々に参加いただきました。

佐田専務理事

佐田専務理事

 JITCO佐田専務からは、「研修・技能実習現況報告」として、研修生・技能実習生の受入れ状況、研修・技能実習制度の法改正について説明を行いました。

 この一年、経済不況の影響を受け著しく減少した研修生数に比べ、技能実習生数については大幅な減少は見受けられませんでした。 これは日本に既に入国している人を帰すことなく、技能実習を続けてくださった受入れ機関の皆様のご努力のお陰です、と感謝の言葉を述べました。

 なお、近年の傾向として、失踪者数の大幅な減少や脳心疾患の死亡者数の増加等について触れ、研修生たちの日常生活の健康管理により力を入れていただきたい、と注意を促しました。

 制度改正については、主な改正点と関係省令で定められる事項を中心に解説し、送出し国側へは政府窓口に法改正について説明を行いましたが、今後は送出し機関に対しての説明会実施も検討していく旨、説明しました。

 現状として、研修生・技能実習生全体の受入れ人数は減少していますが、これもある意味では適正化を図るひとつのチャンスではないかと考えており、是非皆様方と力を合わせて、この不況と制度改正を乗り切っていきたい、として概況報告を締めくくりました。

トニー・ラズロ氏

トニー・ラズロ氏

 引き続いて、大ベストセラー漫画「ダーリンは外国人」でおなじみのトニー・ラズロ氏から、「ことばの壁を越えてみると」と題して講演が行われました。

 トニー氏は日本語のみならず多数の言語を研究されており、講演では、普段私たちの気がつかない視点から、日本語の難しさや面白さ、外国語習得のヒント、についてユーモアいっぱいにお話しくださいました。

 講演の初めに、ご自身が一生かけても話せないと思っていた言語、コサ語をご披露いただき、観客へも発音方法を伝授され、会場内は(コサ語の発音の基本の)舌打ちの音と笑いに包まれました。

 外国語を習うということはあえて左手(利き手と逆の手)で卓球をするようなことで、左手では全然うまくできないけれども、それでも納得して上手くできない方の左手を使って続けていくことが大切、とのこと。

 「これから自分の国に帰っても日本語を忘れないために、母国語なら簡単に言えることでも、卓球を左手でやってるつもりになってください。ことばを知ることで、世界が広がりますよ!」と研修生たちへの応援の言葉で締めくくられました。

 休憩後は、「研修生・技能実習生受入れ機関表彰式」及び「第17回日本語作文コンクール表彰式」が行われました。
 研修・技能実習受入れ機関表彰式は、外国人研修・技能実習事業を適正かつ継続的に実施し、本事業の趣旨・目的に沿った顕著な成果を上げている受入れ団体・企業を表彰することで、受彰団体・企業の一層の取り組みを支援するとともに、他の受入れ団体・企業が本事業の適正な実施に取り組む方向性を示す目的で企画した事業で、本年度は、多数の団体、企業の中から4団体、2企業が選出されました。

☆受賞機関名
【団体】 海外交流事業協同組合 (北海道)
  山県市商工会 (岐阜県)
  西日本海外業務支援協同組合 (広島県)
  鳥取県輸出縫製品工業協同組合 (鳥取県)
【企業】 株式会社サーテックカリヤ (愛知県)
  第一ニットマーケティング株式会社 (新潟県)

 同表彰式では、受彰機関を代表して、西日本海外業務支援協同組合の池田専務理事、株式会社サーテックカリヤの竹内代表取締役社長から、研修生受入れ事業に係る取組みについてご報告いただきました。なお、この後引き続き行われました第17回日本語作文コンクール表彰式の詳細につきましては、別途掲載していますのでそちらをご覧下さい。

 その後の懇親会では、日本語作文コンクールの最優秀賞受賞者にインタビューするなど、和やかな雰囲気の中で参加者の皆さんが交流を図られていました。

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